円安が急激に加速していますね。

日銀黒田総裁も安定的な円安の推移が望ましいとコメントされていましたが、

裏を返せば、実態の伴わない円安ドル高と言っています。

この実態と伴わないというのは、円安なのか、もしくは経済なのでしょうか。

以前、某大学教授が1ドル50円台まで円高が進むという本を出されていましたね。

ギリシャ破綻の問題や、中国アメリカの動向によって、一時的に円を買う等

の動きはあると思いますが、

グローバル経済の中では、日本の相対的ポジションが落ち、中長期的には

円安が加速することが全うな見方だと認識しています。

一方で、アベノミクスが推進している実体経済がデフレを脱却できずにいる点、

給与の伸び悩み等の国民の生活レベルが変わらない中で、

そのスピードと円安が乖離をしている、

つまりは実体経済が円安のスピードについていけていないと考えるのが普通でしょうかね。

円安のメリットで言えば、輸出関連を主軸にしている企業、

日本ではTOYOTAなど、自動車を中心としたメーカーは好調ですが、

日本のお家芸だった家電メーカーの業績はボロボロですよね。

実際に、日本の輸出額は円安が加速する中、ここ数年伸びていないのが実態です。

勿論、大手企業は現地法人を海外に作り、海外生産を増やしているから、

と言いますが、本当にそうでしょうか。

実態は、大手企業も勝ち組と負け組が大きく分かれ、現地生産でも売れない会社も

増えてきているのではないでしょうか。

円安のデメリットは、原油や資材、材料費の高騰ですよね。

企業努力ではどうしようもないレベルになれば、末端の消費者が影響を受けてしまいますよね。

輸入品の価格が上がれば、国内全ての価格も上がるので、

消費者の財布のひもが固くなり、それによって購買循環が止まり、不景気を招く。

不景気が続けば、リストラ等を行う会社が出てきてしまう。。。

円安のメリットデメリットは、短期的な話でなく、

中長期的なかたちで捉えないといけませんよね。

メリットは上記の通り、やはり輸出をしていくのが最も分かりやすい話です。

大企業だけでなく、中堅、中小企業も輸出をしていく時代であるということですよね。

今は国内で回っていても、数年後は社会が激変している可能性もありますよね。

そのころには先駆者メリットを享受した中堅、中小企業もあるでしょうし、

出遅れた会社は更に難しい状況に陥る可能性もあります。

日本の構造的な問題と、日本を取り巻く環境を考えれば、

答えは必然的に絞られてきますよね。

輸出も様々な形態があります。

モノ、コト、サービス、そしてフランチャイズからアウトソーシング、

進出形態も独資から、合弁、様々な形態があります。

内需拡大を目指す意味では、技術分野に民間企業が投資をすべきなどの話が

近いうちに出てくると思います。

でも、円安を食い止めるなど操作が入れば、バブルのように実態が伴わない経済が

更に露呈されます。

世の中の原理原則をしっかりとみるべきですよね。

今は遠いようで近い海外、アクセスもサポート環境も、様々な点で容易になりつつあります。

そして中長期的に間違いのないアジア市場が隣にある。

中堅、中小企業も、思い切って一歩を踏み出せば、新しい可能性が拡がると思いますね。

円安の恩恵は、外に動いた人にしか来ないのかもしれませんね。

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