皆さんはAECというものを御存じでしょうか。

「AEC」は、ASEAN Economic Communityの略で、

日本語では「アセアン経済共同体」と呼ばれています。

ASEAN各国とは、

シンガポール

マレーシア

タイ

インドネシア

フィリピン

ベトナム

カンボジア

ミャンマー

を指します。

これらの国々が、地域的、国家的、物理的、制度的、及び人的連携を図り、

「人・モノ・金」の動きを自由化するというものです。

ASEAN各国の人口を合わせれば、6億の人口になります。

関税の障壁などもなくなるため、言わば6億人の巨大市場が形成されます。

人口で言えば中国や、インドが13億人程度になりますが、

そこには関税率や格差、様々な問題が生じていますよね。

ASEANでもまだ法律や各種規制が整っていない国もあるので、

一概には言えませんが、急速にビジネススタンダードの構築が進むと考えられます。

人ではビザの緩和や、自由な移動、

モノでは関税及び規制、貿易の自由化

金では自由な投資とインフラ整備

などを通して、ASEAN各国の発展が期待されています。

日本ではあまり大きく取り上げられていませんが、

既存のビジネスに大きな影響を及ぼす可能性があります。

マクロ的には格差是正、生活レベルの向上、ガバナンス強化、競争促進、

などが挙げられます。

人関連では、安い人件費を求めて発展途上国の人材活用を進めている会社は多いですが、

流入流出で時間軸の問題で人件費格差が埋まってくる可能性がある、教育が進む。

モノでは、Made in ASEANの商材がASEAN域内を回り、

ASEAN以外の商材は高付加価値品や希少性のあるもの以外は取引になりにくい。

金では、域外から投資環境が整い、ASEAN域内企業の受注、が増える。

などなどですが、

これらの恩恵の中心は、ASEAN域内で展開をしている会社ということになります。

金流、商流、物流、全てが中長期的に大きく変わる可能性を秘めたASEAN、

点ではなく、点が連携し面となるAEC、

是非日系企業にはASEAN進出という選択肢を真剣に検討してもらいたいですね。

アジアでは、韓国、中国企業などがこの機を活かすために

積極的に進出を行っています。

日系企業のポジションがなくなったり、

進出に対する規制の整備や、ビザの取得困難等、

時間が経つに連れて不利になることも多いのではないでしょうか。

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